IEAの組織

※情報は予告なく変更されることがあります。

IEAの組織体制

国際エネルギー機関(IEA)は、経済協力開発機構(OECD)内に設立された外局機関で、パリに本部が置かれています。
IEAの最高意思決定機関として理事会(Governing Board)があり、メンバーは、すべての参加国から出されています。
この理事会の下に、5つの常設作業部会・委員会が設置されており、各々の部会は理事会に対して報告義務を負っています。

  • 緊急時問題常設作業部会 (SEQ:Standing Group on Emergency Questions)
  • 石油市場問題常設作業部会 (SOM:Standing Group on Oil Market)
  • 長期協力問題常設作業部会 (SLT:Standing Group on Long-Term Co-operation)
  • エネルギー研究技術委員会 (CERT:Committee on Energy Research and Technology)
  • 地球規模エネルギー対話常設作業部会 (SGD:Standing Group for Global Energy Dialogue)

IEA常設作業部会・委員会機構図

IEAの事業活動の主要目的

IEAに対し助言、提言を行う諮問機関として、民間有識者からなる石油産業諮問委員会(IAB:Industry Advisory Board)及び石炭産業諮問委員会(CIAB:Coal Industry Advisory Board)が設置されています。
IEA常設作業部会・委員会のひとつであるエネルギー研究技術委員会(CERT)は石油依存度を低減するための省エネ技術、代替エネルギーの研究開発促進等を主な活動とし、以下の4つを目的としています。

  • エネルギー効率と技術信頼性の確立
  • エネルギー技術性能の最新評価へのアクセス拡大
  • エネルギーセクター由来の環境インパクトの低減
  • 非加盟国との協力
技術連携プログラム(TCP)について

 国際エネルギー機関(IEA)の目的であるエネルギーの安全保障と持続可能性の確保のためには、世界的な技術協力が必要であるため、IEAでは、Technology Collaboration Programme(TCP:技術連携プログラム)を組織し、エネルギー技術の研究開発および商業化の推進に取り組んでいる。
 現在、上の表にあるエネルギー研究技術委員会(CERT)の下部組織において、エネルギーの最終用途技術 (建物、輸送、産業、電力)、再生可能エネルギーと水素、化石エネルギー、核融合エネルギーなど、38 の個別技術協力プログラムが進行している。これらの技術協力には、55 か国におよぶ政府、学界、業界から6,000 人以上の専門家が参加している。

国際エネルギー機関のリンク

IEAウェブサイト 常設作業部会・委員会 "Standing Groups and Committees"
(https://www.iea.org/about/structure/)


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