BECCS〈bioenergy equipped with CCUS〉


BECCS〈bioenergy equipped with CCUS〉
CCUSを搭載したバイオエネルギー

化石燃料またはバイオマスを燃料として使用する発電所や産業設備などの大規模な発生源からCO₂を回収・貯留する技術をCCSという。

バイオマス (成長する過程で大気から CO₂を吸収する) を燃焼させてエネルギーを生成するプロセスからCO₂を回収し貯留する場合、「BECCS(CO₂回収・貯蔵を組み合わせたバイオエネルギー)」といい、ネガティブエミッションを実現できる。

一般的にはバイオマス発電とCCSとを組み合わせた技術をいう。

※CCUS〈carbon capture, utilisation and storage〉


【出典・参考情報】
IEA
CCUS の新時代
https://www.iea.org/reports/ccus-in-clean-energy-transitions/a-new-era-for-ccus

IEA
二酸化炭素の回収と貯蔵によるバイオエネルギーの追跡
https://www.iea.org/energy-system/carbon-capture-utilisation-and-storage/bioenergy-with-carbon-capture-and-storage

国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
ネガティブエミッション技術について (DACCS/BECCS) 2023年3月29日
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/negative_emission/pdf/002_02_00.pdf


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