DAC〈direct air capture〉


DAC〈direct air capture〉
二酸化炭素直接回収

「DAC(ダイレクト・エア・キャプチャー)」とは、大気からCO₂を直接回収する技術のことである。

空気を化学溶液に通したり、化学的に結合するフィルターを用いたりなどしてCO₂を回収する。

日本政府は2050年までに脱炭素社会の実現を目指しており、官民挙げてCO₂排出量の削減に寄与する様々な技術の開発が進められている。大気から直接CO₂を回収するDACの技術もその取り組みのひとつである。

回収したCO₂は地中深くに貯留するほかに、カーボンリサイクルの原料として合成燃料などを製造することも可能である。
現在は高コストな技術ではあるが、気候変動対策の一つとして注目されている。


【出典・参考情報】
経済産業省 
大気中からの二酸化炭素直接回収(DAC)に関する方法論(案)
https://www.meti.go.jp/shingikai/energy_environment/negative_emission/dac_wg/pdf/003_03_00.pdf

NIKKEI COMPASS
DAC(Direct Air Capture)
https://www.nikkei.com/compass/theme/50514


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