GHG〈Greenhouse gases〉


GHG〈Greenhouse gases〉
温室効果ガス

「GHG」は、温室効果ガスのことである。

太陽の光は、地球の大気を通過し、地表面を暖める。暖まった地表面は、熱を赤外線として宇宙空間へ放射するが、大気がその熱の一部を吸収する。
これは、大気中に熱(赤外線)を吸収する性質を持つガスが存在するためである。
このような性質を持つガスを「温室効果ガス」と呼ぶ。

大気中の温室効果ガスが増えると、温室効果が強くなり、より地表付近の気温が上がり、地球温暖化につながる。

温室効果ガスには様々なものがあるが、人間の活動によって増加した主な温室効果ガスには、二酸化炭素(CO₂)やメタン(CH4)、一酸化二窒素(N₂O)、フロンガスがある。
なお、温室効果ガスの大きさは気体によって異なり、例えばメタン(CH)は二酸化炭素(CO₂)の28倍、一酸化二窒素(N₂O)は265倍の温室効果がある。


【出典・参考情報】
環境省
温室効果ガス排出・吸収量等の算定と報告
https://www.env.go.jp/earth/ondanka/ghg-mrv/overview.html


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